【写真と文】雨の陸上自衛官

7月とは思えぬ肌寒い早朝、小雨が降る中で式典の予行は行われました。

一昨年は砂塵の中、昨年は土砂降り。いつどんな状況であってもレンズ越しに見た被写体の彼らの表情からは、悪天候などでは決して砕けない曇りのない芯のような「何か」を感じます。

18で入隊し53で退官されるまでの35年間を全うされた多くのかたは口を揃えてこうおっしゃいます

「自衛隊は自分の人生」

「自分を育ててくれたのは自衛隊」

「今からでも戻りたい」

「もう一度生まれたら、また自衛隊に入隊したい。」

多くの方々が口にする陸海空自衛隊の魅力とは何か。 施設開放日に見る彼らの笑顔や優しさはきっと人としての強さの表れではないか、その強さを35年間のうちに育んでいくものとは何なのか。

まだその答えはわかりません。 その答えの欠片を探す取材を続け、シャッターを切り、ここ「大作戦」で少しずつお伝えしていけたらと思います。

 

2019年 富士駐屯地

(写真: 跡部裕彦)