【総火演】今年の御殿場は雨模様。取材班おすすめの雨なんてへっちゃら7つ道具!
非公開予行から会場は雨模様
令和最初の総火演となる今年の富士総合火力演習。残念ながらここまでは会場も雨が続いています。
先日18日に実施された関係者向けの事前予行では残念ながら富士山は見えず、多少湿気を感じながらも猛暑の中点検射〜前段は行われました。昼前からは天候が急激にくずれ、突如会場は土砂降りに。
取材や撮影をする側にとっては泥や雨のようか過酷な環境下でも精強さを感じる陸上自衛隊員の姿を観れる絶好の機会となるのですが、観覧となるとそういう訳にもいきません。
本日は取材をする中で雨に打たれた時に「なんて事はない」と思えるアイテムをご紹介いたします。
これさえあれば雨も怖くない? 自衛隊大作戦おすすめの雨対策アイテム
1)ブッシュハット
炎天下だけでなく雨の時も重宝するのがブッシュハット。ベースボールキャップも悪くはないのですが雨に弱いのが難点です。ブッシュハットは炎天下では首筋への日差しを遮断してくれ、またカメラを構えた時もツバが柔らかく邪魔になりません。 市販の撥水スプレーをかけておくと水弾きをしてくれますので、雨を吸う事なく適度に濡れから守ってくれます。雨水が顔や首にかかる事がなく、頭に小さな傘を被った状態となるので、頭はポンチョのフードを使わずブッシュハットで守り、身体は撥水ポンチョで守る組み合わせが理想的です。
2)撥水ポンチョ
日曜大工店で¥1,000以下で売られており、またコンパクトに畳める物がおススメです。晴天時はカメラバックに忍ばせておけばクッションとなりますし、雨の時しか使わなければ撥水も数シーズンは使える耐久度があります。 1)のブッシュハットで顔や首が濡れる事を避け、この撥水ポンチョを上半身にすっぽり被ってしまえば、上からしとしと降る程度雨であれば「全く困らない」状態となります。 身体に沿った形状のレインコートも万全ですが、手首から先が濡れてしまうとカメラ操作に影響がでますので、カメラごと両手をポンチョの中にしまってしまうのがベストです
3)首にマフラータオル
通常のスポーツタオルよりも細くて長いマフラータオルがおすすめです。首に巻いておけば晴天時は日焼けと汗拭きに、荒天時はポンチョの中で手先を拭く事もできますし、首元から伸ばして顔を拭くこともできます。適度な長さと細さがポイントです
4)レンジャーも愛用するジップロック
最も手軽な完全防水の収納といえばジップロック。薄いやつではなく、厚手で一番大きなサイズがおススメです。一枚あれば、車の鍵、携帯電話、サイフ、バッテリー、コンパクトカメラ、SDカードなど、あらゆる物を場合によっては複数人分収納可能で、あらゆる濡れから守ってくれます。こちらも普段は小さく畳んでカメラバックに忍ばせておけば適度なクッションになってくれます。
5)ウエストポーチ
プロ仕様のカメラバックにはレインカバーが付いていますが、専用レインカバーの付属しないリュックやショルダーバッグやセカンドバッグは正直おススメできません。そんな時重宝するのが大きめのウエストポーチをお腹の下に(ドラえもん状態で)装着することです。セキュリティ上も前面は一番安全ですし、またこのウエストポーチも撥水ポンチョと組み合わせる事で常時「屋根の下」にいる事になりますのでどんな雨からも貴重品を守ってくれます。ウエストポーチの中に先ほどのジップロックの袋に詰めた貴重品を入れてあれば鉄壁です
6)トレッキング用の靴
ハイキングやサバイバルゲームなどでもお馴染みの完全または簡易的な防水撥水機能を備え、歩きやすいトレッキングシューズがおすすめです。 総火演会場付近は自衛隊のイベント会場ではありますが、演習場であり山です。川のように水が流れていたり、足首まで濡れるような水たまりも発生します。 御殿場までシャトルバスを使われるかたは終日沢山歩かれると思いますし、駐車場をご利用のかたは路肩や草の上を歩かれると思います。一度靴が水没してしまいますと、帰路の歩きや車の運転にも支障を来しますので、トレッキングシューズをお持ちのかたはお履きになられてください。
7)雨を楽しむ気持ちをお忘れなく!
せっかくゲットされたプラチナチケットで観る総火演です。射撃などの目標が定まらない視界の悪化などで内容がキャンセルとなる場合はありますが、多少の荒天で演習が中止になることはありません。 各隊員の皆さんの姿を「一緒に雨の中で楽しんで観る」という気持ちと「事前の雨対策」で満足度も変わりますので、雨に濡れて(折角来たのに)もういやだ!と思われないよう、「雨なんてどんと来い」という事前対策をできましたらお願いいたします。
「雨の陸上自衛隊」晴天時には絶対に観れないとても絵になるシーンが沢山あります。自作でも構いませんのでカメラ用のレインカバーもお忘れなく!